10月11日,十勝教育研修センターを会場に平成28年度教育講演会が開催されました。東京学芸大学教授 永田 繁雄 氏 を講師にお招きし,「『特別の教科』としての道徳とこれからの学校教育」という演題のもと,講演が行われました。教育関係者約200名の皆さんが来場されました。
講演の概要
「特別の教科」時代の道徳教育の展開として
① なぜ「特別の教科」として位置付け直されたのか
② 学習指導要領の一部改正で大きく変わったところ
(6つの着眼のポイント)
③ 「考え,議論する道徳」への改善に向けて問題となってい
るのは何か
④ 柔軟な道徳授業をつくるには…
⑤ 多面的・多角的思考を促すために
⑥ 私たちの思考も「多面的・他角的」に
の6つのポイントを挙げられていました。道徳授業をつくるための明確な方向性を,資料や実践例を用いて分かりやすくお話ししていただきました。講演の内容はもちろん,永田氏のユーモアあふれる語りに引き込まれ,2時間があっという間に過ぎる講演会となりました。今後の道徳教育について考える貴重な機会となりました。
【 講師の 永田 繁雄 氏 】
【 会場の様子 】